自然王国だからこそできること

自然王国に、忘年会がやってきた。

会場は、鴨川の海岸沿いにある、ペンショングリーンクラブ。ここは、ドイツ料理を食べさせてくれることで有名。
毎週王国野菜を届けさせてもらっている。
ドイツビールも、6種類みんなで味わった。香りがよくて、ビールの旨味を感じられた。
ドイツ料理といえばウインナー。
これまた、味わい豊かでした。
忘年会での話の話題は、やっぱり、
来年の自然王国活動をどうしていくか。
ミツヲ氏が、王国にきて10年目。
いよいよ、新しい世代での活動が本格化する。
その中でも、よりどころとなるのは、
創始者である故藤本敏夫の考え。
半分自給できれば楽しいじゃないか。
大切なのは、健康といい友達なんだ、ということ。
すこぶるシンプルなんである。
大仰な思想ではなく、生活者としての考え。
消費者と生産者という二項対立ではなく、その2者をつなぐ生活者という発想。もちろん、消費者も生産者も、生活者であることは含有されているのだが、そこをあえて意識的な存在としてとらえること。
そして、考えは具体化されてこそ実体を持つ。
どうすればよいか、しっかり企画したい。
来年度への可能性が見えた忘年会であった。
わたしは、ビール二杯ですっかり気分もよくなってしまいましたとさ。
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夜のひととき

王国での日中の仕事を終え、塾へ。

中3英語はいよいよ関係代名詞、中学英語最後の文法に入る。どれだけわかりやすく、楽しくつたえられ、伝えられ、そして覚えられるかが勝負。これを終えたら入試問題に取り組む。なんとか志望校に入れるように持っていきたい。
中3を2時間やった後は高3のセンター現代文。こちらは先月から始めたばかりなのだが、志望大学まで、あと少しの踏ん張りといったところ。やはり中学生とは取り組む気迫が違う。私も、負けずにさらにテンションを上げる。
22時までやって、帰宅。
風呂に入って、少し休んだ後、おもむろにキッチンへ向かう。
今日は王国で甘長とうがらしと、クレソンをもらってきた。
で、甘長とうがらしは、だし醤油と酒で煮込む。やわらかい、煮浸しが作りたいのだ。
その間に、クレソンの浅漬け
うーん、クレソンの浅漬け
これ、おいしいんだろうか?
本当は付け合わせやサラダにすると美味なのは知っているのだが、ためしたくなったら仕方がない。
仕上げにちょっと豆板醤を入れた。
おいしくできていればいいのだが。
夜、家人が寝静まった後が、ささやかな私の時間。あまり遅くまで起きていると、明日の娘の見送りができないのだが、お酒をチビチビのみながら、つらつらものを思うのも貴重な時間である。
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農家的な1日。

先日の浅漬け

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数日前から食べていた。
3%の塩分は、カブにはちょうどよかったみたい。
しかし、葉の部分が少し青臭い。時間がたてば浸かるか?と思ったが、味はよくならない。ここのところは調べる必要があるな。
畑集中作業3日目。もっと前からやっておけばよかったが、尻に火がつかないとやらない性格は直らない。
夏野菜の畝に生えている草を取り除き、キャベツやレタスの苗を植える。
だいぶ苗が老化していたが、なんとか盛り返してもらいたい。
野鳥についばまれないよう、寒冷紗をかけてやる。
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その後、里芋に籾殻をかける。
こうしておけば、葉の部分は枯れても、正月の雑煮用の芋は確保できるし、さらに春まで地中の芋は腐らない。
しかも、食べてもかたい親芋は、来春の定植時の種芋にすることができる。
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循環の輪を、つなげていこう。
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冬が来る前に

朝早く起きて、海岸に松ぼっくりを拾いに。

小1の娘が、来週、幼稚園年長児を小学校で受け入れるイベントをする予定で、その際に松ぼっくりを使った松ぼっくりストライクなる遊びをするようなのだ。
大山地区には杉林はたくさんあるのだが、ちょっと考えて松林がある場所が思い浮かばず、やむなく鴨川まで。
松ぼっくりを拾うのに往復40分かけて車で行くのもエコじゃないなと思いつつ、せっかく娘が楽しみにしているし、たまには出かけるのも悪くあるまいと思い直す。
海岸の松林にはたくさんの松ぼっくりが落ちていて。
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懸命に拾う長女。
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お手伝いをする次女。
来週彼女たちが小学校に行くのだ。
ワクワクしているようだ。
ビニール袋いっぱいに松ぼっくりを拾って、これで来週の受け入れは大丈夫かな?
帰宅後は、早速畑。
昨日から焦って作業を続けている。
日一日と、日照時間が短くなってきている。
夏野菜を育てていた畝の雑草を刈り、そこにグリーンピーススナップエンドウ、絹さやをまく。少し播く時期が遅くなったので、ちゃんと発芽するかどうかが心配だが、あれこれ悩んでも仕方ないので、せっせと播く。
その後、昨日植えた玉ねぎの苗に籾殻をまいてやる。籾殻をまくことで、水分蒸発を抑え、保温効果も期待できる。
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さらに、夕方まで、大根、ブロッコリーの追肥を行う。
こちらは一株に対して鶏糞をひとつかみずつ。
野菜の顔を観られるようになりたい。
さ、明日は王国でもらってきた廃棄予定の苗を定植しよう。
事実かどうかわからないのだが、二宮金次郎が、貧しい時代に隣の百姓が捨てる稲の苗をもらってきて自分の田に植えたという話を伝記を小学生の頃読んで、自分の中に印象に残っていたようで、捨てられてしまう運命の苗でも、手入れすれば実らせてくれるかもしれないと、ほんの少しでも二宮尊徳の行いに思いをはせつつ。
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畑との一日

ようやく一日畑のできる日。

他にやりたいこともあるのだが、
今週末は畑をやらないと、適期を逃してしまう。
2日前に鶏糞をまいた畝をトラクターで耕し、ビニールマルチを張る。
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今は光分解マルチといって、光があたることによって分解されるマルチも売っているのだが、ボロボロに崩れてしまう姿があまり好みではないのと、家庭菜園レベルでは従来のビニールマルチでも十分対応できると考えている。
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相変わらず腰痛は改善されず、作業の合間、休憩も兼ねて鶏小屋をみにいく。
遊び場のネットは、何度も飛び越えられていたのだけど、先日ようやくある程度の完成を見ることができた。
鶏の身体も大きくなって、家人はいつ卵を生むか?ということに関心がいっているが、6月から飼い始めて、最近は私が近づくとエサをもらえると思うのか、わっと近づいてくる姿はかわいい。
遅くても来月には卵を産んでくれるのではないか、と期待している。
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マルチを張り終わって、直売所に出荷を終えた妻が帰ってきたので、一緒に定植。
元気に育った玉ねぎの苗を植える。
9月初めの種まきから世話を続けて、ようやく定植の日を迎えた。
植えた本数は約400本。
うまく取れれば、自給分は十分確保できるだろう。
冬が来る前に、最低限のことはやってしまわないと。
農家を始めるにしても、最低限自分達で食べる分は確保できる段取りをしていくつもり。
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目指せ⁈漬物男子!いや、おっちゃんやろ。

塾講師を終えて帰宅。
日中は自然王国で働いていて、お土産に蕪をもらってきたのだ。
これを浅漬けにすれば、明日の朝には食べられる!
というわけて、風呂に入ってからいそいそと漬物作り。
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蕪は皮を向かずにそのままつけてしまおう。
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適当な大きさに切って、3%の塩と刻み昆布を加える。
そして、塩をよくもみ込む。
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ちょっと味見。
うむ。
3%は、少し辛いな。
まあ、しょうがない。
今日の野菜は王国からもらったものだが、家にも野菜があるし、ちょっとずつこんなことにも取り組んでみようと思うのだ。
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明日の朝食が楽しみ。
玄米に添えて食べたい。
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直売所入会しました!

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楽喜舎で、ようやく入会した。

鴨川市総合交流ターミナル「みんなみの里」の会員に。

自然王国ではもう何年も前から入会し出品しているが、

ようやく個人で入り、いよいよこれから始まりだ。

 

今日は早速、私が所属した景観形成委員会の草刈り。

みんなみの里にあるいちごハウスや、生産農園のちかくに、

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という植物園があり、そのまわりの草刈り、施設全体の景観維持がこの委員会の仕事になる。

集まったメンバーは全員で9名。

みなさん植物のことをよくご存知で、野菜以外の植物をほとんど知らない私には勉強になることばかり。

すこし時期が遅れたのだが、水仙の球根も植えた。

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「ここが、鋸南町の佐久間ダムの水仙ロードみたいになるといいね」と

未来を描いている人たちに、もっといろいろ学びたいと思った。

それぞれの地域で、それぞれの場所で、思い思いの活動をしている人がここにもいて、その仲間に入れてもらい、自分もそこで役立てる活動をしていきたいと思うのだった。

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おっと、それを言っちゃあおしまいだぜ(笑)

先日から私的にお騒がせしている腰痛問題。

今日からリハビリが始まった。

ついてくれた理学療法士の先生は見たところ20代前半の男性。

私に前屈をさせたり、後屈をさせたりして、状態を見てくれた。

「だいぶ筋肉が固まってますね」

うんうん。だって、張っているのがわかるもの。

膝の筋肉を調べてもらうと、

「左膝の筋肉が弱ってますね」

へ〜、そうなんだ。

結構歩いているつもりだけど、足らないらしいな。

 

「ところで首藤さん、お仕事は農業なんですよね?」

「はい。一日の半分は外仕事、半分は座ってする仕事ですかね」

「農業って、中腰の姿勢多いですよね?」

「はい。」

「それ、できるだけやめてもらいたいんですよね。

中腰も、座っている姿勢も、椎間板にも一番悪いんですよ。」

「はあ。」

 

といっても、先生、それ、私の仕事なんですけど。

たしかに、今の仕事が腰によくないのはわかる。

だって、それは自分が一番体験していることだから。

でも、私が知りたいのは、腰に悪いのを承知で仕事している場合に、

例えば、疲れたらこんな姿勢を撮るといいとか、

こんな体操をして筋肉を鍛えましょうとか、

そういうことを知りたいわけで。

 

まぁでも、わたしの腰のことを考えて言ってくれているわけだから、

できるだけ言うことを聞くことにしよう。

 

とはいっても農業とは、中腰に他ならないわけで、

デスクワークも座位に他ならない。

やっぱりだましだましやるしかないのか。

 

ただ、1時間程度のリハビリだったが、力強く腰をもんでもらったため、

先月から張り詰めだった腰の筋肉も少し柔らかくなって、楽になったような気がする。

これからしばらく毎週通うことになるのだが、

快方に向かうよう努力するしかないなぁ。

 

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土と平和の祭典、出店!

4年ぶりの土と平和の祭典2013 * 10月20日(日)日比谷公園

鴨川自然王国として出店して参りました。

一日、ほぼ雨が降っており、時折土砂降り。

寒いだろうと思い、パーカーに薄いフリース、それに雨合羽の上下を持っていったが、長靴を忘れたために、靴はびしょぬれ。

それでも大勢の人がお手伝いにきてくれた。

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持っていったものは、せんべい、お米、野菜。

野菜は、ワサビ菜という、ワサビではないが食べるとワサビのような味がする葉もの野菜をはじめ、大根、カブ、小松菜、サラダ菜、玉レタス、サニーレタスなど。

出足は悪かったものの、それでもお客さんも来てくれて、なんとか売り切れた。

 

今回は、恥ずかしながら初めてマイカップ、皿、箸を持参。

今まで何度もアースデイ等のイベントに来ていたんだけど、

なかなか利用する気になれなくて、皿がいらないものを買ったりしていた。

天の邪鬼なところがあるわたし。

そして、今日。

雨が強くて、幸か不幸かあまり忙しくないため、

よし、今日は食べるぞ!と気合いを入れ、

焼き鳥1本、煮卵。じねんじょ丼(並)、なめこそばを食す。

しめて1250円。高級なランチになってしまったが、うまかった!

一応全部化学調味料などは使ってないし、と言い訳しながら。

明日から働けばいいか、と思いつつ。

煮卵は、とても懐かしい味だったなぁ。

と昔を振り返ってみたりして。

 

そして、初めてトーク出演。

といっても、鴨川組のなかの一人としてだけど。

なぜ鴨川に来たか、そしてこれから何を鴨川でやっていきたいかを話した。

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(撮影 田中フミメイ氏)

 

鴨川に引っ越してきた仲間、村の長老たち、そして都市にいる仲間たち。

まだ出会えぬ人々。

そんな人々が集う場をこれからも作っていきたい、と改めて思った。

 

それにしても、めちゃめちゃ寒うございました・・・

運営スタッフはもっともっと大変だったろうと思う。

本当にありがとうございました!

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病名『椎間板腰椎症』

病名が発表された。

椎間板腰椎症。

長い間の放置の末に、第5腰椎が固まってしまっているらしい・・・

ただ、うれしいことに手術や投薬なしのリハビリ治療を行うことになった。

すぐ簡単に手術や投薬では、不信感が高まるから。

ただ問題は、遠いこと。

ゆっくり走れば、自宅から1時間かかるので、結局半日以上時間を取られることになる。

でも、今通うことで、腰痛が快方に向かうのであれば、治療に気を入れねばなるまい。

来週から、治療開始。

これを書いている今も、腰はずっと痛いのだ。

「座るってことが一番腰には悪いですからね〜」と院長はおっしゃるが、

結局座ってやる仕事を選んでしまったのだから、あとの木阿弥ではある。

もしかしたら、日々の体操を続けていればよかったのかもしれないが、

意志薄弱なわたしは、それを続けることができなかった。

だからといってはなんだが、四十の手習いではないが、今度こそ腰を快方に向かわせたい。

何をしていても腰の痛みを気にするような生活は、もう嫌だ。

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