稲の向こうに、虹。

朝は王国で、イベント受け入れの2日目。朝食をたべてから、お昼用の野菜を採りに行く。

空芯菜、ナス、甘長とうがらしや生姜を収穫。帰ったら即昼食準備だ。カフェスタッフの戸村さんをリーダーに、3人の参加者と私で準備する。昼ごはんまで1時間半くらいしかないので大忙し。それぞれで役割を決めてテキパキと仕事は進む。そして、昼食のスパイスカレーが完成!とても美味しくできたし、みんな喜んでくれた。参加者たちが楽しんでいる姿が見れて、私もとても嬉しかった。社会人参加者を送り出した後、学生たちをバス停まで送り、急いで帰宅。

いつも我が家を手伝ってくれるお隣さんの稲刈りだ。乾いていた田んぼが最近の雨でぬかるんでしまい、バインダーが4分の1くらいしか入れられず、あとは全て手刈り。

私も午後から参加となったわけだ。

4人でやって、4時半過ぎに無事終了!

いつもお世話になっているので、少しは助けになっただろうか。

作業の終わり際、雨が降ってきて、上がった後。

田の先に見える虹が、きれいだった。

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運動会から稲刈りイベントへ。

朝は1時間だけ子どもたちの運動会へ。

毎年運動会の日は、王国での仕事に重なるので、いつも1時間くらいしかいられない。

ま、やむを得ないのだけど。ほんの少しだけでも、子どもががんばっている姿を見られてよかった。

その後は、学生たちのお迎えにハイウェイオアシス富楽里へ。

今日は社会人と学生の合同稲刈りイベントだ。このイベントは、形を変えて15年以上続いている。

5月に田植えした田んぼの稲刈りだ。

自分で編んだすがい縄で稲をしばる。

途中で結構強い雨に降られるハプニングがあったけど、予定された枚数を終了した。

その後は、みんなで焼き鳥。

自分たちで串うちし、自分たちで焼く。焼く人も食べる人も同じ研修生なので、すごく盛り上がった。

そして、もちろん美味なのだ。

いつもは激務の参加者たちも、ほんの少しのんびり過ごしてもらえただろうか。

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子どもたちの素直な気持ちが。

今朝は昨日に続いて6時15分から動物のえさやりを民泊の参加者と行う。昨日もやったので、二日目は流石にやらないかな、と思っているとやる気満々で準備していた。なんか、キュンとなってしまった。体験を提供できればいいな、と思い声をかけたが、子どもたちにとってはとても楽しかったみたいだ。素直に一緒にやっている姿がとても素敵だった。

鶏がバッタを食べるなんて知らなかった、ヤギがこんなに跳ねるなんて知らなかった、などと言っていた。そうなんだよ諸君。実は私も飼うまで知らなかったのだよ。

There is a first time for everything.

(何事にもはじめがある)

という英語のことわざが好きだ。子どもたちにとってはほとんどが初めての経験だし、知らないことは悪いことではなく、それは単に始まりに過ぎない。実は、受け入れ側である私たちにとっても、いつも初めて会う人と初めての経験をしているのだ。

送り出した後は、週末の出荷のために、にらファイトを作る。6束使うと、部屋中がにらくさい。いろんな方から声をかけてもらえるようになってきた。素敵なシールもデザインしてもらったし、コツコツ続けていこうと思う。

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自然王国から農家民泊へ。

今朝の自然王国。山小屋から田んぼを撮影。

先日の稲刈りから5日も経つと、だんだんと枯れてきて、稲がいい色になってくる。来週には脱穀できるだろうか。

週末は稲刈りイベントを行うので、それまでにコンバインで刈れるところを刈ろうと、稲刈りをするメンバーと、イベント準備をするメンバーに別れて作業。

サポーターの恵さんがすがいなわを編んでくれている。300本ほど準備した。

私は3時で王国を上がり、民泊受け入れ2日目。

子どもたちはすでに野外活動から帰って来ていた。ちょうど王国からすがい縄を作るときに余ったわらをもらってきたので、それらをヤギ小屋と鶏小屋に敷いてやった。

鶏舎の中に入った勇者たち3人は立派にミッションをやり終えた。

その後は、にんにく定植。

このニンニクは、来年6月に収穫し、にらファイトに使う予定だ。

明日は送り出し。

彼らの心に何か残っただろうか。

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久々の小学生の受け入れ

今日は久しぶりに農家民泊の小学生受け入れだ。この学校の受け入れは7年目になるそうで、私たちが農家民泊を始めたのも7年前なので、同じだけ受け入れていることになる。

最初の頃は幼稚園だった我が家の子どもたちも今では6年と5年になり、民泊の参加者の小学生と同じ年になった。

大山千枚田で稲刈りをしてからの受け入れだったので、うちに来たのは四時半過ぎだった。

それから簡単な自己紹介をして、家の案内をして、外へ散歩に出かけた。

横浜の子どもたちなので、田舎が珍しいらしく、バッタを捕まえて喜んでいた。それ、鶏にあげたら喜ぶよ、というと鶏舎に入れていた。鶏たちが争って食べるのを一心に見ていた。

その後は山羊のチーズと散歩。7人の参加者のうち4人が、リードを持ってチーズを散歩させてくれた。

山羊の散歩って、なかなかできないのでおもしろかったみたい。

1日目の夜はたこ焼きパーティー。

みんなで焼きあって楽しんだ。

明日は、今日より早く戻ってくるので一緒に畑作業をやるつもりだ。

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米穀検査に立ち会った。

今日は、農協の米穀検査の日だった。先日は米問屋に任せきりで、何をするのかわからなかったので、今日は立ち会うことにしたのだ。

農協職員が、米袋に検査棒を刺してサンプルを採取するので、その後を追っかけて検査シールを貼っていく。

いよいよ検査だ。まず始めにコメの水分量をチェック。基準通り!

次はサンプル10個くらいを1つずつ白と黒の皿に交互に入れながら玄米の状況をチェック。

緊張の一瞬だ。

一等とそれ以外では大きな差があるので、なんとしても一等が欲しいが、待つしかない。

そして!

見事、一等だ!

農協で一等になると、長狭米シールを貼ることができる。なんか、嬉しい。

今まで農協出荷は全くやらないできたので、新鮮な体験だった。

これで、今回山賊会で収穫した稲の大部分を販売したことになる。残りは作業量に応じて各自に分配される予定。

ホッとした。

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鴨川自然王国大収穫祭で!

自然王国では、サポーターの稲刈りは終えたものの、全体の稲刈りはまだまだ残っている。今日も雨が降っていなければ稲刈りをしたいところだったが、残念ながら朝から雨だった。

だから、今週末のイベントのために施設準備を行った。掲載した画像は、山小屋の一段上のヘンプ小屋の二階から撮影したもの。高さが違うと、なんだか雰囲気も変わるものだ。

午後からは、イベントレポートなどを書いていた。

午前中は雨だったのに、昼はこんなに晴れた。

こちらは王国のカフェから撮影したもの。こんもりとした小さな森のように見える。実際は森ではないのだけど。

さて、10/20(土)には、自然王国で大収穫祭が行われる。10店以上の出店があるし、ライブもトークもある。

現在鋭意準備中なのだが、今回はオープニングアクトとしてアカリトバリが出てくれることになった。

アカリトバリ 山のうた

実は彼らは私の学生時代の友人で、現在は大阪を中心にライブ活動をしている。7月に帰省した時、たまたま彼らのライブに行ける機会があって(うたは自由をめざす)、あまりに感動してぜひとも鴨川に来て演奏してほしいと思ったのだった。収穫祭の準備を進める中で、Yaeちゃんに相談してOKをもらい、今日ようやく彼らに伝えることができた。

オープニングアクトで、それほど長く演奏するわけではないけれど、ぜひみなさんに聴きに来てほしい!

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初めての米穀検査!

朝は曇り空だったが、9時頃からはやはり雨が降り始めた。山賊会では、もともと今日稲刈りの予定だったが、先週の金曜日に予定変更してやり終えていたので、穏やかな気持ちでこの日を迎えられた。

午前中は山賊会のミーティング。稲刈りを節目に一年の区切りをつけることにしたので、作業分担に応じての米の配分等について話し合った。

現在どんなやり方をしているかというと、グーグルスプレッドシートにそれぞれの出面をそれぞれで記入していくことになっている。共同で行う水稲栽培が初めてのことなので、どうすればよいかみんなで話し合ってきた。親方が東京で会社を経営しているので、きちんと段取りをしてくれて、私たちはそれに乗ってやってきた感じだ。私よりもずっと忙しいはずなのに凄まじしいバイタリティで、今年一年随分学ばせてもらうことができた。

山賊会の仲間は多彩で、それぞれの特性を活かした組織運営ができているのではないかと思う。もう、来年に向けての話がスタートしている。

そんな時、Facebookのメッセンジャーがなった。この前出荷させてもらった米問屋さんからだ。”一等米で取らせていただきます”と書いてあった。

よかった。初めての検査だし、自信があったわけでもなかったからだ。でも、三段階ある中での一番を取れたし、売り上げも違ってくるので、少し安心した。

今年の山賊会の目標は、まずは赤字を出さないということにあったため、それがクリアできてからの次の話となる。

さて、にらファイトだが、おかげさまでぼちぼち売れている。昨日の王国イベントで大瓶はないの?と聞かれたので、二倍入りの大瓶を作ってみた。値段を少し割安にして、明日から出荷してみる。

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自然王国サポーター稲刈りイベント終了!

今日は私の勤務場所である自然王国で稲刈りイベント。

5月の田植えから、2回の手取り除草を経て、ようやくこの日を迎えた。

30人近くの人が参加してくれた。田植え以来2回目の人、長野県から家族で参加してくれた人、一年半ぶりに来てくれた人。

参加者の人たちと、いろいろ話しながら作業できるのは楽しかった。

あと、手刈りは何より静かでいい。

コンバイン作業はうるさくて、耳に堪えるけど、手刈りはうるさい音は全くしないし、共に作業をしている人がいる安心感は結構なものだ。

昔ながらのやり方で稲を干す。

このやり方が稲の美味しさを引き出すと言われているのだ。

大変だけど、みんなでやればなんとかなる。

喜んでこの場所に来てくれる人たちと、いろいろおもしろいことをやっていければと思う。

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稲刈りの前に

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王国では、野菜出荷作業のあとに、秋野菜の準備作業。

育苗用の温床を何年も風雨にさらして、土になったものにもみがら燻炭とぼかし肥を混ぜて、苗の植え替え用の土を作る。230リットルほどの土を準備した。

 

午後からは、にんにく、あさつき、それにらっきょう用の畝にビニールマルチを張る。

約100メートルほどの畝にマルチを張るのだ。

稲刈り作業に夢中になっていると、結構畑がおろそかになってしまいがちなんだけど、稲刈りの前にきちんと準備しておくことで、田んぼの合間に畑作業をすることができる。

 

王国は野菜を宅配ボックスで週2回出荷しているので、野菜を切らすわけにはいかない。だから、代表は作付け計画を綿密に立てているのだ。

 

私の場合は、野菜はほとんど自家用と民泊での作業体験に利用するだけなので、たまに適期を逃してしまい、作付けができない時がある。

でも、これからはにらもニンニクも自給して行きたいので、計画を立ててやっていかないとな。農家です、なんて言えないよ。

 

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