スズメバチトラップと溝切り

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今年は、ザリガニが多くて本当に困っているのだけど、スズメバチはほとんど見ていない。去年はトラップを5月初旬に設置したけど、なんとなくタイミングを逃して設置していなかった。

しかし、昨日の夕方スズメバチの姿を確認したので、 重い腰を上げて誘引液を作ることにした。

 

トラップ自体はとても単純なもの。

2リットルのペットボトルの上の方に、2cm*2cmの窓を作り、真ん中に一本線を切り、窓の上を外側に、下を内側に曲げることによって、蜂が入ったら出られないようにする。

 

誘因液の配合は、

酢100cc、酒300cc、砂糖135g

をよく混ぜる。

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地上2.5mくらいの高さに2本、母屋の屋根の、蜂がよく巣を作る場所に1本設置した。

 

午後からは、溝切り機を使って田の溝掘り。1日しかなくて、当然乾いてないのだけど、以前から水がなかったところにはそれなりの道を作ることができた。このやり方がうまく行くか、未知数だけど観察しながら進めていこう。

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田んぼの水、一旦落とします。

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昨日王国で話していて、「一度水を落として、溝を掘ってから乾かして、それからまた水を入れよう」という話になり、代表は田の水を落とし始めた。

 

私も、迷っていた。何に迷うかというと、今田の水を落とすのは、出穂前だし、その後どれだけ雨が降るかわからないからだ。天水田のため、雨が降らないと水をためることができないのだ。

 

で、どうしたかというと、水を落とす道を選んだ。

やらないよりやってみて、結果を見るほうがいいと思ったからだ。でも、自宅周辺の田んぼで水を落としている人はいないので、周りの目は少し気になるのだけど。明日、溝切り機で溝を切ってみるつもり。

 

午後からは、チーズの餌置き場の設計図を描いた。来週末から帰省するので、その間義母に世話してもらわないといけないのだけど、柵の外から餌と水をやることができれば、比較的世話がやりやすくなると思うからだ。それに、それができれば私自身にとっても管理がしやすくなる。

 

設計図を描くといっても、そもそも描き方もよくわからないし、どう作ればよいかもよくわからないのが正直なところ。実際に柵のそばに行って、木やトタン板を置いてみたりして、こんな感じならできるかな?というところまでは持っていくことができた。描くときはやはり集中するので、かなり面白い時間だ。

 

大体の設計が終わって、足りない部材を買いにいった。週末が雨らしいので、その時に一気に作ってしまおう。

 

 

 

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お手伝いというより、一緒にやっている人なのです。

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天気予報によれば、水曜日が雨でそのあと入梅ということになっている。

そこで、王国では今日はジャガイモ収穫をすることになった。

真ん中にいるのは、国王夫妻の長女。一緒にジャガイモ収穫をやってくれた。

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小さいながらも、一生懸命、ジャガイモを掘っていた。午前と午後、一日中一緒に畑にいたので、なかなかの持続力である。

 

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午前中終わりの写真だが、午後の作業終了の際には予定通りすべてのジャガイモを収穫することができた。品種は、キタアカリ、メークイン、男爵の三種類。大きな芋が収穫できて、食べるのが楽しみだな。

 

王国を終えて帰宅すると、いつもの通りザリガニの罠の確認。夕方に田んぼを回るときは、お隣の4歳になる少年が私の姿を見ると駆け寄って来て、「ザリガニ、やろう!」というのだ。

 

私がザリガニを入れるバケツを持って、彼が餌にする煮干しを持って1つずつ罠を確認し、ザリガニをバケツに移した後、彼が煮干しを罠に入れてくれる、という流れ。

お手伝いしてえらいね、という人が多いんだけど、実は私にとっては彼は、大げさにいうと、同志である。

なぜなら、ここ1週間以上彼はずっと夕方私と一緒にザリガニとりをしているのだ。

ザリガニを取りながら、幼稚園の話をしたり、ザリガニの様子について話をしたり、話題は尽きない。

懸命に作業をする様子は微笑ましいし、とても楽しい。そして、今日も一緒に作業することができた。

 

ザリガニがいることで、苗は切られるし、みっともないと周囲の評判は悪いし、自分自身も切ないんだけど、彼と一緒に動いたり、娘たちとも一緒に作業ができたり、共に過ごせる時間と空間があるのはとても嬉しいことだ。ザリガニ被害と同列に語れることではないのだけど。

 

H君、明日もザリガニとろうね!

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時期遅れの田植え…

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さて、今日は我が家の田植えのやり直しをおこなった。先日から書いているとおり、今年はザリガニにほとんどやられてしまい、稲が全くなくなってしまった部分も多い。

自分で育てた苗は全て使い切ったり、処分したりしたので苗がなかったところ、有志の会でいつも一緒に活動してくれる方から譲ってもらえることになり、田植えをやり直すことができた。

とはいうものの、もう一度一からやり直すのはちょっと大変でもったいないので、なくなってしまったところにのみ田植機を入れることにした。

実はこのやり方ではきれいに植えることはできないし、列がずれるため、稲刈りの際にコンバインで刈るのが大変になるのはわかっているのだが、やむをえない。

譲ってもらった15枚を全て使い切った。この数は、約1反歩(300坪)植えられる数。

これはもはや補植ではなく、まさしくやり直しである。

いまの私にできることは、毎日ザリガニを捕まえてできるだけ数を減らすことである。

1日50匹捕まえるくらいでは、とても追いつかないのだけど・・・

 

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ザリガニをどうするのか?

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帰宅してから、チーズの投薬とザリガニの捕獲確認に向かう。次女が昼間に友達とザリガニを104匹!捕まえたといっていて驚く。罠の方にもやはり20匹は入っている。朝の分と合わせると150匹にはなるだろう。

ということは、今までで500匹は捕まえたことになる。全く減っている気配はなく、相変わらず稲の苗は切られているが。

 

このザリガニをどうするのか?

少しは鶏の餌にする。

そして、残りは我々で食べるのだ!

次女が、今日食べたいというので、思い立って料理することにした。

いつもはバーベキューの際に炭火で焼くのだけど、今日は時間がないので油で炒めることにした。

 

油をひいて、ザリガニをフライパンに投入。

泥抜きは不要。ただし、泥で汚れているので何度も水ですすいで表面の泥を落としてある。

多めに塩を振る。皮ごと食べるわけではないので、少々塩が多くても身にまではそんなに浸透しない。

2分ほど炒めてザリガニの色が変わってくると、醤油をかけて蓋をして蒸してできあがり!

 

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食べ方は、まず頭と尻尾をちぎる。頭の部分は捨てる。尻尾の部分の皮を外すと、身が出てくる。すると、エビと同じく背ワタがあるので、それを爪楊枝でとる。簡単に外れるし、皮を剥くときに尻尾から引っ張ると背ワタも一緒に抜け出るときもある。先ほど泥抜き不要といったのは、食べるときに背ワタをとるからだ。ザリガニの臭みは背ワタにあるというのが私の3年間の印象だ。

 

ちなみに、食べれる部分は2cmほど。ほんのわずかだけど、味はエビそのもの。

塩と醤油で軽く味付けしただけなので、マヨネーズをかけても美味。

 

500匹捕まえたとして、今日食べたザリガニは20匹ほど。とても食べきれない・・・

 

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ヤギとザリガニな1日。

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子どもたちを送り出した後、田んぼの見回りを行い、野菜の苗に水やりをして、柔軟体操を行う。忙しくても、身体のケアをしていかなければならない。もう40すぎだし、もともと体が強い方ではないから。

 

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ヤギのチーズは、今日で我が家にきて1週間目になった。ツノの怪我はもう大丈夫なような気がするが、まだ投薬を続けている。しかし、心配なのはあまり食欲がないこと。昨年いたサツキは、びっくりするほど草を食べたものだが、チーズはそれほど草に関心を持たないのだろうか。かといって、動きが鈍いわけでもなく、全く食べないわけでもないのでそれほど心配しなくてよいのかもしれない。

 

夕方に、次女が学校から帰って来ると、すぐさまザリガニトラップの確認に。次女はザリガニ捕りに相当燃えているのだった。食べるぞ!という意欲がすごい。

購入した罠にはなかなかザリガニが入らなかったのだが、入口の部分に少し加工をしてやると、今まで1〜2匹しか入らなかったところに6匹ほど入るようになった。

大量だ!と喜んでいる場合ではない。ザリガニは相変わらず稲の苗を切っている。

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罠をかけて3日目で、すでに100匹くらいは捕獲。しかし、全く減った様子もない。今年は、できるだけザリガニを捕まえてやろう。薬を撒いたら解決するけど、もう少し手間をかけてみよう。次女と一緒に遊ぶ貴重な時間でもあるし。

 

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手をつけるのが遅すぎた。

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ほとんどの稲の苗が切られてしまい、無念を感じながら余った苗を田植機で植えることにした。

いざ、田んぼに入って機械を動かし始めると、驚くほどたくさんのザリガニが逃げ出す。ザリガニはバックに進むのだけど、その数が数えられないほどだ。余った苗である程度うえ治すことができたので、あとはコツコツ手で植えていくしかないな。

 

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そして、ザリガニトラップを設置。

手前の黒いものは通販で買ったもの。もう1つはペットボトルを切って作った簡易な罠。

これに、チーズと煮干しを入れる。

買った罠の方にたくさん入ってほしいのだけど、ザリガニに限ってはペットボトルを切って作ったものの方が捕まえやすい気がしている。

 

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4時間後、罠を見回ってみると7つ仕掛けて15匹捕獲。数は少ないが、毎日少しずつ捕まえていくしかない。子供達がさらに14匹ほど捕まえたので、今日1日で30匹くらい捕まえたことになる。

米作りを始めて6年目になるが、今年が最もザリガニの被害が多い。薬を撒きたいところだが、薬を撒くとせっかく落ち着いた蛍も死んでしまうかもしれず、撒くことができない。

田植え後、すぐにトラップを仕掛けるべきだったが、他のことにかまけて手をつけるのが遅すぎた。しかし、今からでもやるしかないだろう。

 

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ヤギのチーズに抗生剤を与えているところ。

粉薬なので、配合飼料と合わせて与えようとしたがなかなか食べないので、最近は夏ミカンと野いちごを軽く潰して、そこに粉をふりかけて与えている。

傷はふさがっているので、もう大丈夫だろうと思うが、薬があるのと、子どもたちも一緒にやってくれるので、薬があるだけは飲ませていこうと思っている。

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我が家の田植え、終了!

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昨日に引き続き、お隣さんのご助力を得て田植え!

全国的に今日は暑かったらしく、鴨川も例外ではなく、とても暑かった。

 

約2時間で終了という予定通りの作業時間だった。5月1日に田植えを終わらせるのは、今までで一番早い日程だ。それはひとえに、種まき時期が例年より2週間早かったからというだけなのだが。

 

今年は田作りに非常にプレッシャーがかかった。2月の雨をほとんど逃してしまい、いつか降るさ、と考えていたら、3月4月とあまり雨が降らず、田んぼ作業が全くできない時間が続き、このブログでも随分と悩んでいる様子を書いたものだった。

しかし、水利組合の水と雨水がうまくかみあって、なんとか田んぼを仕上げることができた。もっとこうやれたかな、という反省は今年もあるものの、田植えを終えると、少し気分が落ち着く。心に余裕が戻ってきたような感じ。

 

田植えを終えた後は、さし苗という手による補植作業を行い、水の管理、ザリガニとの戦いが始まる。

さらに、夏野菜定植、鶏入鄒準備そして子ヤギの受け入れなどが待っている。

 

しかし、この田植えシーズンを乗り越えたからには、なんだってやっていける!はず。

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いよいよ我が家の田植えだ!

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昨日は田植えイベント。そして今日は機械を使っての田植え。イベント参加者を午前中に送り出して、いそいそと田植え準備を進める。今日と明日の二回に分けて植える予定だ。

幸いなことに、お隣さんが時間を作ってくれて手伝ってくれた。植え終わって、苗を交換するときに、人の助けがあったほうがずっと作業効率が違うのだ。自分のやりたいこともあるだろうに、お手伝いしてくれて本当にありがたい。

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田植えする私。

眩しくてサングラス、うるさくてイヤマフ、という最近のスタイル。騒音が遮られると疲労感も違う気がする。

田んぼの状態だが、最高のコンディションとは言いがたく、深かったり浅かったりとバラツキが出ている。そうなると、結局きれいに植えれないことになってしまう。耕耘、代かきはやはり難しい。

 

この田植え機とつきあって3年目になる。だいぶ癖もつかめてきて、機械トラブルにも落ち着いて対応できるようになってきた。

植え終わって、きれいに並んでいる稲の姿を見ると、本当にホッとする。明日の午前中に、今季の田植えを終わらせる予定。

さあ、がんばろう。

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太右エ門田植えイベント!

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シロツメクサに止まるミツバチ。

長女の撮影。春がやってきた。

今日は我が家の民泊の田植えイベント。

2013年から数えて6年目になる。

東京から二家族とお隣さんと、そして娘の小学校の友達とで田んぼに一列に並んでの田植え。

 

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ここ3年同じ田んぼでやっていて、実は今回は久しぶりに参加者が少なかったのだけど、例年より早く終わった。約1.5時間で植え終わった。

考えてみれば、長女が小1の頃からイベントをやっていて、長女の友人たちも何年もこの時期イベントに参加していて、今年で小6になる。そりゃ、手馴れたものだ。しみじみとふりかえってしまった。

 

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昼食は焼き鳥!のほかにもカレー、サラダ、鉄板焼きなどで、お腹いっぱいになるまで楽しんだ。自分でも焼き鳥をやるのは久しぶりなので、炭火でじっくり焼くのが面白かった。

 

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ご飯を食べた後は、おもいおもいに子供達が家の周りで遊びだす。参加された方が、子どもがリラックスしているみたいだ、と言っていて、この場所が参加者にとってリラックスできる場であることがとても嬉しく思えた。

 

どうすれば今後も続けられるか、策を練る必要があるな。さあ、明日からの二日間で、我が家の田んぼの機械植えを終わらせてしまおう。

 

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