田んぼの水、一旦落とします。

f:id:takehirosudo:20180703221538j:image

 

昨日王国で話していて、「一度水を落として、溝を掘ってから乾かして、それからまた水を入れよう」という話になり、代表は田の水を落とし始めた。

 

私も、迷っていた。何に迷うかというと、今田の水を落とすのは、出穂前だし、その後どれだけ雨が降るかわからないからだ。天水田のため、雨が降らないと水をためることができないのだ。

 

で、どうしたかというと、水を落とす道を選んだ。

やらないよりやってみて、結果を見るほうがいいと思ったからだ。でも、自宅周辺の田んぼで水を落としている人はいないので、周りの目は少し気になるのだけど。明日、溝切り機で溝を切ってみるつもり。

 

午後からは、チーズの餌置き場の設計図を描いた。来週末から帰省するので、その間義母に世話してもらわないといけないのだけど、柵の外から餌と水をやることができれば、比較的世話がやりやすくなると思うからだ。それに、それができれば私自身にとっても管理がしやすくなる。

 

設計図を描くといっても、そもそも描き方もよくわからないし、どう作ればよいかもよくわからないのが正直なところ。実際に柵のそばに行って、木やトタン板を置いてみたりして、こんな感じならできるかな?というところまでは持っていくことができた。描くときはやはり集中するので、かなり面白い時間だ。

 

大体の設計が終わって、足りない部材を買いにいった。週末が雨らしいので、その時に一気に作ってしまおう。

 

 

 

以前のブログを読む

ザリガニの行き先!

f:id:takehirosudo:20180627151537j:image

6時から、鶏の世話へ。

まず小屋を移動させて、それからくず米をやる。

ひなの方には煮干しを細かく刻んだものも与えて、雑草をこれまた細かく刻んで与える。

水が古くなっていたら水も変える。

時間に余裕があったので、ザリガニの罠確認へ。

何度か書いたけど、いまは孵化時期らしく、5ミリから3センチくらいまでの幼体がたくさん罠にかかる。たくさんとは言っても、10匹強なのだが。

今まではこれを成体の中に入れておくと、共食いして自然にいなくなっていたのだけど、今日は、ひなのところに入れてみた。

すると!

13羽のひながいっせいにザリガニに襲いかかり、すぐに食べてしまった。

ひなとはいえ、だいぶ大きくなってきたので、それくらいの力はあるようだ。

とすれば、と思い7センチくらいのザリガニを入れてみることに。さすがにハサミがあったら難しいかと思い、ハサミだけはちぎってから鶏舎に入れてみる。やはり、これも先を争って食べる。

 

これで、ようやくザリガニの行き先が決まった。

ザリガニを毎日とっても、行き先がなかなかなくて、人間が食べると言ってもそれほど食べられないので困っていたのだが、これだけ鶏がいるとちゃんとした餌になりそう。そして、食べてくれる存在があればザリガニをとる意欲も湧いてくるというものだ。

 

 f:id:takehirosudo:20180627151607j:image

ザリガニを取りに行くときは、チーズをお供にしている。なかなか外に放してやれる時間がないので、30分くらいだけだけど、自由にしてやる。田んぼの周りにからむしや桑が生えているところがあるので、そこにくると本当に勢いよく食べる。

名前を呼んだり、私の姿が見えなくなると走ってついてくるのが可愛い。

 

動物にとも、人間にとってもすみやすい環境を作っていければいいな。

以前のブログを読む

廃家具改造。

f:id:takehirosudo:20180622220237j:image

 

予報通り、今日はいい天気。

2日ぶりにザリガニの罠をチェック。最近は以前の情熱が失せて1日か2日に1回しかチェックしに行かなくなってしまった。稲も大きくなってきたので、切られることはもうないのだが、来年に向けてできるだけ捕獲しておきたいと思うのだ。

 

その代わりと言ってはなんだが、ヤギと鶏の世話に時間をかけている。草を刈ってきて鶏とヤギにやるのだ。最近の雨のせいでチーズの小屋の周りがだんだんぬかるんできてしまったので藁を敷いてやる。

鶏たちも随分大きくなってきて、小屋の柱に縛った草もついばむようになってきた。

 

最初から飼っている4歳くらいの鶏が1羽だけ生存しているのだが、今はひなを入れているため、ハウスに入れっぱなしになっている状態。鶏が遊べて、休めるような小屋を作ってやりたいと思っていた。

 

すると、我が家の空き地に古い学習机が捨てられているのを発見!雨に濡れて合板はベラベラになっているが、枠組みの木を見ると腐っているわけでもないし、使えそう。これを少し加工すると小さい鶏小屋が作れるんじゃないか?と思い、午後はそれをやることに。

 

ちょうど最近DIYに取り組もうと思っていたところだし、練習になると思ってやり始めた。

簡単な改造図を書いて、足りない部材をホームセンターに買いに行った。

午後いっぱい取り組んだが、予定の6割しか終わらなかった。今日完成させれば、早速明日遊ばせてやれると思ったのだが、残念。

 

完成させるのが楽しみだ。

 

以前のブログを読む

名前の由来。

f:id:takehirosudo:20180612233432j:image

 

朝はSさんと一緒に山賊会の田んぼ見回り。

しばらく見にいけなかったら、どうやら水漏れしているらしく、一緒に見にいこうということになった。一見したところどこから水漏れしているかわからなかったのだけど、幸い水の流れる音がしたので、その辺を探ると穴を発見!無事埋めることができた。1人で回るのが普通だけど、2人で回ると目も増えるので面白い。

 

f:id:takehirosudo:20180612233448j:image

山羊のチーズ。山羊のチーズというと、シェーブルチーズと勘違いされてしまいそうで、今更だがわかりづらい名前だったかもしれない。しかし、子供に決めていいよと言い、次女があんまり嬉しそうに「チーズ!」と言ったものだから思わずそれにしてしまったという私のノリも原因している。

で、彼女はチーズになったというわけ。

 

庭のスモモの葉が大好き。

実は食べないのが不思議。

元気に育ってくれよ〜。

 

以前のブログを読む

ヤギとザリガニと私。

f:id:takehirosudo:20180602211235j:image

さあ土曜日だ!

昨日の夕方にチーズが二度脱走し、柵の中でつなぐも鎖がちぎれるほど暴れ回るので、外の倉庫の屋根の下につないでおいた。つないで少したったらお隣さんまで逃げ出しており、金具が壊れてしまっていた。これは昨日の昼間にわざわざ買いに行った、30キログラム荷重に耐える金具だったのに、3時間持たなかった。

つなぎ方を変えてそのままつないでおいたが、今朝は4時前から鳴きわめく。眠い目をこすり布団から出て、長めのロープで家の前につないでしばらく観察。ようやくおちついたようなので朝食をとって、田んぼに仕掛けてあるザリガニの罠を確認しにいく。ぞっとするほど彼らが田んぼにいる姿を発見し、絶望に近いものを感じながら、11個仕掛けてある罠を全部開けると、総数で50匹近くいる。毎日100匹近く捕まえて2週間近くになるが、一向に減っている気がしない。

 

続いてチーズの小屋の周りの柵の改修。

既にさしてある支柱を一度抜いて、再びワイヤーメッシュにぴったりくっつけてさし直す。ハウスバンドを使って、120センチのところに支柱を横に渡す。

ここまでで午前中終了。

 

午後、片付けを済ませて来週に予定されているPTAの資源回収のご案内を集落内に配布しようとして、まずは借りていた道具を集落の倉庫に片付けるために車を止めているとお隣さんの女の子が走ってきて、「チーズがうちに来たよ!」と伝えてくれる。

そう、私が午前中やった改修は全く彼女の意欲を失わせるものではなかったのだ。

PTAの資料配布は一旦諦めて、再び柵の改修へ。午前中の横棒の上にさらに横棒を渡すことにした。これで150センチくらいの高さまで棒がくることになる。

 

f:id:takehirosudo:20180602211319j:image

 

できた!

時間がかかったが、この高さまで棒を渡すと、さすがにチーズさんも乗り越えられない・・・と思う。

夕方を過ぎても越えていないので、きっとこれで大丈夫、と思う。自信はないが。

 

そして、夕方のザリガニ罠の見回り。

またまた50匹近く捕獲。

1日2回の見回りも、正直言うとだいぶ飽きて来た。やめたいな、と思うけど今できるだけとって、来年の数を減らしたいと思うのだ。

 

結局、今日は目立ったことは何もできずヤギとザリガニで1日が終わってしまったみたい。

ま、これでいいのだ、ろう。

以前のブログを読む

トマトの思い出

f:id:takehirosudo:20180529225226j:image

私が家にいて、日差しがあまり強くないときは、チーズを外につないでいるのだが、近くにいると鳴かないのに、離れるとすぐに大声で鳴きわめく。山羊は寂しがりやだと聞いたことがある。ずっと一緒にいるわけにはいかないのだけど、まめに会いに行こうと思っている。かわいいし。

 

午前中は、きゅうりのパイプアーチを立ててネットを張る。妻が手を貸してくれたので、きりのいいところまでは進めることができた。

6月を迎える頃になると、夏野菜の生長速度はさらにはやまり、手をこまねいていると作業はどんどん遅れてしまう。

 

f:id:takehirosudo:20180529225236j:image

 

今年も、トマトを露地とハウスとで育てている。露地トマトの支柱を少し立てたのだけど、あまり手をかけられていなかったのでわき芽が随分生えてきていた。支柱を立てるのをやめて、先にわき芽かきを行なった。わき芽をかくと、トマトの成分が手について、トマトくさくなる。その匂いを嗅ぐと、いつも思い出すことがある。

 

トマトは、私にとって特別な野菜だ。17歳の時、3反歩のトマトハウスの担当になって、一夏、栽培に携わったのだ。毎日トマトハウスに通って、生育記録をつけたり、管理作業をしたりしていた。

 

ところが、夏を迎える頃からハウス内にオンシツコナジラミが大量発生し、トマトが真っ黒になったり、尻ぐされ病と言う、トマトの下の部分が黒く変色したりと、最後は出荷ができず、切ないことになってしまった。

 

そのトマトハウスをうまく管理できなかったことが、当時私がいた農業共同体を離れる決心をする遠因となったのだが、それはまた別の話。

 

その当時と比べると今はほんのわずかしか栽培していないけど、今でもやはりトマトを触るときはいとしさを感じるのだった。

以前のブログを読む

なんのための存在?

f:id:takehirosudo:20180525223222j:image

田植え後40日くらいで、ケイ酸カリをまいてやると苗の生長がよいというので、山賊会の田んぼにはこれを散布することになった。午前中に、ゆっくり時間をかけて散布した。自宅の田んぼはザリガニ被害で散々だけど、山賊会の田んぼはすごく調子が良い。なぜ自宅がこれほど悪いのか、確証はないものの次回の対策は見えて来たので、あとはコツコツやるだけだ。

 

f:id:takehirosudo:20180525223235j:image

夕方はチーズに配合飼料を100ccくらい与える。

子どもたちが喜んで手伝ってくれるので助かる。心配していたチーズの体調もだんだん回復したようで、もうすぐしたら散歩したり、一緒に遊べるかな。

 

夜は所属するNPO法人うずの役員会。今は監査を務めている。うずができたのは、2007年。私が関わり出したのは2008年くらいからだったかな。

なんでもやれるNPOにしようということで、定款に様々なことが盛り込まれている。

 

初期の頃はバイオディーゼル事業に取り組んで、展示会に行ったり研究したものの、プラントの導入は見送った。

その後は地球生活楽校といって、パーマカルチャーを学ぶ学校の運営を行い、長老方の培って来た技術をひきつぐ「里山の教科書」作り。この「里山の教科書」作りの事業は、市の補助を受けながら行った。その後は、自伐型林業導入のためのワークショップを行い、木炭組合との連携事業も行った。

さらに、無印良品を運営する良品計画との都市農村交流もさかんに行っている。この事業が始まったことで、みんなみの里を良品計画が引き受ける事業にもつながっているのだ。

そして今は、里山オフィスを中心にして、千葉大学生とともに共同事業を行なっている。

 

10年以上の歴史をこんな簡単に述べられるわけではないけど、振り返ってみればうずでいろんなことをやって来たなと思う。私が直接関わった来たものはそれほど多くないのだけど。

 

NPO法人うずは何をやっている団体なの?と聞かれることがあるのだけど、今日の役員会の中である程度見えて来た。

何か特定の事業をずっと続けているわけではないが、その時々に最もやるべきと感じた事業をやって来ている団体。

そして、会員からうずを母体としてこの事業をやりたい、という提案を柔軟に受け入れて来た団体だ。

何より、この地域で暮らすために必要なことを行う、という一点だけはずっとぶれていない団体だろう。

 

NPO法人は事務作業が意外と煩雑で、一時は活動休止しようという話もあったのだけど、倦まず弛まず続けて来たことが、形になって来ている。

 

これからも、会員たちの提案を受けて様々な活動をやっていくのだろう。その提案を受ける受け皿、集まれる場所として、このNPO法人は存在しているのだと思う。

 

それに関われていることは、とても意義深いことだ。

以前のブログを読む

里山の自然はなだらかだ。

f:id:takehirosudo:20180521233107j:image

 

一昨日に、山羊のチーズは柵を乗り越えることを覚えてしまった。昨年飼っていたサツキも乗り越えていたので、サツキが乗り越えられないように色々苦労したのだが、今度のチーズはそれでも飛び越える。

 

チーズが越えられないようにバーの位置をあげてみたが、夜8時過ぎに3回目に乗り越えたときに、どうやら足を痛めたみたい。

 

びっこをひいているので、心配になってまたまた獣医に駆け込む。幸い、内出血だけで骨折はしていないようで、痛み止めの注射と新たな粉薬をもらう。フィラリアの注射もついでにやったので、これでしばらくは通院はおさらばにしたい。

大切にしたいという思いがあっても、やはりふとした不備が彼女の怪我を生んでしまい、後悔が止まない。

帰宅した彼女は、注射が効いたようでまたまた激しく動くようになってきた。

 

午後から王国出勤。

先週木曜日に続いて第2農場の草刈り。

f:id:takehirosudo:20180521233318j:image

今日はyaeさんも参戦。

f:id:takehirosudo:20180521233328j:image

斜面の土手に登るのは滑りやすいので危険だし、結構難しい。

f:id:takehirosudo:20180521233340j:image

休憩時、軽トラの荷台に寝転んで腰を伸ばした際にふと撮影。カラスかトンビが写っている。

農村の空は広いな。

 

f:id:takehirosudo:20180521233348j:image

ほぼ、9割がた草刈り完成。

草を刈ると畑の曲面が出てとてもきれい。

里山の自然はなだらかだ。

 

以前のブログを読む

ヤギとザリガニな1日。

f:id:takehirosudo:20180518214825j:image

子どもたちを送り出した後、田んぼの見回りを行い、野菜の苗に水やりをして、柔軟体操を行う。忙しくても、身体のケアをしていかなければならない。もう40すぎだし、もともと体が強い方ではないから。

 

f:id:takehirosudo:20180518214842j:image

ヤギのチーズは、今日で我が家にきて1週間目になった。ツノの怪我はもう大丈夫なような気がするが、まだ投薬を続けている。しかし、心配なのはあまり食欲がないこと。昨年いたサツキは、びっくりするほど草を食べたものだが、チーズはそれほど草に関心を持たないのだろうか。かといって、動きが鈍いわけでもなく、全く食べないわけでもないのでそれほど心配しなくてよいのかもしれない。

 

夕方に、次女が学校から帰って来ると、すぐさまザリガニトラップの確認に。次女はザリガニ捕りに相当燃えているのだった。食べるぞ!という意欲がすごい。

購入した罠にはなかなかザリガニが入らなかったのだが、入口の部分に少し加工をしてやると、今まで1〜2匹しか入らなかったところに6匹ほど入るようになった。

大量だ!と喜んでいる場合ではない。ザリガニは相変わらず稲の苗を切っている。

f:id:takehirosudo:20180518214852j:image

罠をかけて3日目で、すでに100匹くらいは捕獲。しかし、全く減った様子もない。今年は、できるだけザリガニを捕まえてやろう。薬を撒いたら解決するけど、もう少し手間をかけてみよう。次女と一緒に遊ぶ貴重な時間でもあるし。

 

以前のブログを読む

手をつけるのが遅すぎた。

f:id:takehirosudo:20180516232639j:image

ほとんどの稲の苗が切られてしまい、無念を感じながら余った苗を田植機で植えることにした。

いざ、田んぼに入って機械を動かし始めると、驚くほどたくさんのザリガニが逃げ出す。ザリガニはバックに進むのだけど、その数が数えられないほどだ。余った苗である程度うえ治すことができたので、あとはコツコツ手で植えていくしかないな。

 

f:id:takehirosudo:20180516232648j:image

そして、ザリガニトラップを設置。

手前の黒いものは通販で買ったもの。もう1つはペットボトルを切って作った簡易な罠。

これに、チーズと煮干しを入れる。

買った罠の方にたくさん入ってほしいのだけど、ザリガニに限ってはペットボトルを切って作ったものの方が捕まえやすい気がしている。

 

f:id:takehirosudo:20180516232659j:image

4時間後、罠を見回ってみると7つ仕掛けて15匹捕獲。数は少ないが、毎日少しずつ捕まえていくしかない。子供達がさらに14匹ほど捕まえたので、今日1日で30匹くらい捕まえたことになる。

米作りを始めて6年目になるが、今年が最もザリガニの被害が多い。薬を撒きたいところだが、薬を撒くとせっかく落ち着いた蛍も死んでしまうかもしれず、撒くことができない。

田植え後、すぐにトラップを仕掛けるべきだったが、他のことにかまけて手をつけるのが遅すぎた。しかし、今からでもやるしかないだろう。

 

f:id:takehirosudo:20180516232708j:image

ヤギのチーズに抗生剤を与えているところ。

粉薬なので、配合飼料と合わせて与えようとしたがなかなか食べないので、最近は夏ミカンと野いちごを軽く潰して、そこに粉をふりかけて与えている。

傷はふさがっているので、もう大丈夫だろうと思うが、薬があるのと、子どもたちも一緒にやってくれるので、薬があるだけは飲ませていこうと思っている。

以前のブログを読む