自ら学ぶ力を

週に4日、中高生に勉強を教えているのだが、やはり週に何時間かは科目の予習の時間を取らなければならない。予習の過程で、生徒たちがつまづきそうなところを想像したり、どうやって伝えればよいか考えたりできるのだ。塾で教え始めて、6年目になる。6年もやっていると、各科目のどこがポイントなのかはよくわかるようになってきているし、教え方も工夫するようになっている。

しかし、実は問題はこれからだ。新しい内容を聞いた時に大切なことは、それを自分の中で咀嚼して、改めて表現することだ。これをやろうとする生徒が本当に少なくて、どう働きかければやるようになるかが今の課題。今やっていることは、問題を解いて間違えた時に、なぜ間違えたか、次どうすればできるようになるかを考えてみるよう声かけをして、実際にどう考えたかを尋ねるようにしている。

理想的には、自分で調べて、やってみて、再び振り返って考える、というサイクルを身につけることを目標としている。教えられたり、押し付けられた範囲を習うより、自分で調べていく方が能動的で身になると思うのだけど、焦らずに仕掛けを作っていきたいなと思うのだ。

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