田んぼもぼちぼちやってます。

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今日は、田の溝切り。

今まで人に頼んでいたのだが、もうやれなくなったので、返された田んぼ。

その人に頼んでいた人たちも多いので、実は今年は4軒でいっしょに米作りをする話になっている。

その名も‘’山賊会ーtheSANzOkus“大文字をたどると、佐野という言葉が浮き上がる!

メンバー紹介は徐々にやって行きたいと思っているが。 

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手前に水があるところは、浅くなっていてずっと水が抜けず、ここにトラクターを入れるとはまって動けなくなるのは必定。

昨年11月に溝を掘ったけど、浅かったのか、あまり機能していなかった。 

週末には、仲間でいっしょに作業をするので、今日は一人で準備作業を行なった。

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画像すみに写っている溝切り機を借りて、再度この溝を掘る。 

溝切り機で、3回通る。

本来ならこれでいいのだけど、もっと溝を広げるべく、畔切り用のスコップで溝の両端を広げる。

3時間の作業後の写真が、下になる。

 

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作業前の写真と比べると、少し変化がある。

やってみて思ったのだけど、手前の水のあるところは、今年は無理して作付けしないほうがいいかもしれない。

コメをたくさん取りたいわけではないし、環境改善を図るほうが大切な気がする。

いいコメ作るぜ!

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箱罠に、ついにあれが!

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朝は、自然王国で先日のイベントの片づけ。

すると、猟師さんが上がってきて、「一昨日の雨で、今日あたり入ってるかもしれない」と言って、

2月初めに早稲田大学”狩り部”の学生と一緒に設置した箱罠を見に行った。

帰ってきて、「2頭小さいのが入ってるよ」と。

 

みんなで見に行ってみると、

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写真ではわかりづらいが、確かに二頭入っている。

体長60センチ弱のイノシシ。

縞がまだ残っているので、ギリギリ瓜坊といえるようだ。

 

猟師が銃で仕留めた。

銃声がした後、さっきまで激しく動いていたものが、今はもう動かない。

 

「食べるかい?」

との問いかけに、Yaeちゃんが、「はい!」と答えたので、駆除証明の写真撮影後に、個体が私たちに引きわたされた。

だいたい、生後3〜4ヶ月ほどのメス二頭だ。

 

こちらに引っ越してきたSさんも見にきたので、女性2人でイノシシの解体!

私はあわてて山小屋においてある包丁を自分なりに研いで彼女らに渡す。

彼女らは前回も解体経験があったようなので、どんどん進めていく。

私は、内臓だけもらって肝臓と心臓を切り離した。

 

お昼ご飯には、先ほど処理した肝臓とレバーを塩胡椒で炒めて、一品にする。

肉は、またイベントがあるときにでも焼こうという話になった。

 

 獣害対策には食べるのが1番!とはよく言われるが、捕まえて、息の根を止めて、解体して、料理するまで長い行程が必要。何回も繰り返すことで少しずつ道筋が見えて来るのではないかと考えている。

 

お肉を食べれる日が楽しみ。

 

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プロの技光る…ハウス建設、開始!

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昨夜の雨の影響で、朝は曇っていた。

しかし、ハウス用地に入ってみると、思ったほど雨を吸い込んでおらず、普通に歩ける状態だったため、予定通りハウス建設をすることに。 

 

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ハウス建設の際に、四隅の直角を出すために、お隣さんの援助を請うた。彼は測量などして調査するプロである。

ポールを立てて、対角線の長さを計算し、三角形を二つ作ることで直角を出した。

3年前は結構格闘したのだけど、すぐにぴったり角が出て、思わず感動。さすが、プロだ!

 

まだ時間があるよと言ってくれたので、お言葉に甘えて、一緒に作業してもらった。

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穴を開けて、 

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パイプアーチをさす。

設計上、40センチの深さに埋めなければならない。

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途中から次女も参戦!

3年前は1年生だったが、もう4年生になった。

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お隣さんのおかげで、約2時間でパイプアーチをさしきった。直角を出したり、いちいち穴を開けたりしないといけない面倒な作業を一緒にやってもらったので、この後の作業が随分楽になる。

田んぼ作業を進めながら、こっちも骨組み完成を目指さないと。

 

気持ちよく手伝ってくれる人がいて、本当に助かった。なんせ今年は水稲育苗200枚を予定しているので、頑張らなければならない。

 

地元の人と始める水稲共同栽培も本格的になるし、忙しい日々が始まる! 

 

 

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自然王国でみそ仕込み!

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今朝7時前の朝焼け。

今日は自然王国でみそ仕込みイベントの日。

 

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木曜日に仕込んだ麹は、無事仕上がった。

二つのうちの一つは少しベタついていたが、もう一方はサラサラでいい感じ。

朝一で、毛布を外して広げて、熱をとる。 

 

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昨日から浸水させている大豆を、2時間かけて煮る。

大豆は煮ていると泡が出やすいので、注意しながら行う。 

 

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麹と塩を混ぜて、冷ました大豆と混ぜ合わせたのち、みそすり機にかけて丸めて、どーん!と樽に叩きつける。

これを繰り返していくのだ。

 

みそ作りは、煮上がったばかりの大豆をつまみ食いしたり、麹を食べたりして、仕込み前の面白みもたくさんある。

 

合計で100キロ近くのみそを仕込めた。

これが、来年のサポーター特典になる。

 

夜は、サウナで汗を流して宴会。

食事は、やっぱり新しく開けたみそをベースにしたみそ鍋。それに、イノシシのスペアリブ煮込み。イベントで作った豆腐など、盛りだくさん。

 

初めてイベントに来てくれた人々とも思わぬほど深い話ができた。自分の子育てのことなど、いろいろ考えるきっかけとなった。

自然王国のイベントは、ただ単にサービスするのではなく、参加者と一緒に作っていくイベントだと思っている。それは、参加者への甘えだと思われるかもしれないが、きっちり決まったタイムスケジュールがないからこその緩やかなイベントになっているのではないか、と考えるのだ。

 

まだまだやりどころがある。

こう思えるのは本当に幸せなことだ。

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管理機で耕して、そして。。。イベントやります!

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朝のコーヒーを飲んだ後、畑へ。

ハウス用地の整地を行なった。家の畑は、管理機を使って耕運している。小さな管理機だけど、焦らずコツコツやることできれいにできる。

コツコツを、具体的に言うと同じ方向に2回耕運、それと直角の方向に1回耕運、最初の方向と同じに2回耕運。わずか5メートル*9メートルくらいの面積を耕すのに、40分くらいかかる。手でやるよりはずっと早いけど、トラクターでやると10分かからないから、なかなか手間がかかっているというわけ。

 

ハウス用地を整地した後は、じゃがいも用の畑を準備。先日作った草木灰を石灰がわりに撒いた後、先ほどと同じように管理機をかける。草がまだ残っているので、時間をかけてすきこんでいく。

数日後には鶏糞をまいて、その1週間後にはじゃがいもを植える予定。

 

 さて、今日はイベントのご連絡。

 主宰する農家民泊たえんどんにて、みそ作りイベントを行います。

初めての試みですが、一緒にやりましょう!

詳しくは下のリンクを。

https://www.facebook.com/events/2103460946331057??ti=ia

 

 

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麹仕込みと味噌づめと。

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週末の王国イベントは味噌、豆腐作りイベントだ。

味噌は、二樽80きろほど。

朝から、米を蒸して麹を仕込む。

麹菌は近くの薬局で購入した。お米はもちろん王国産。

 

手順自体はそれほど難しくないが、一つ一つが大切な工程。

中でも1番気をつけないといけないのは、米の温度だ。麹菌は40度以上になると死んでしまったり活動できなくなるので、蒸しあがった米を蒸らしてからヘラでよく切って米の温度を下げる。

それから麹菌をまぶして、後は電気毛布でくるんで麹菌の活動を待つ。

明日、二回切り返して明後日土曜日には完成。蒸した米に菌をつけただけの行為が、時間の経過でどんな風に変わるか、毎回楽しみだ。

 

午後からは、 去年の同じ頃に仕込んだ味噌の袋詰め。この味噌は、王国サポーターとなってくれている方たちへお届けするもの。

できたての味噌は、深みはないけど新鮮な香りと、ほのかな甘みがする。これは、この時だけの味わいだ。

明後日のイベントでは、このお味噌を使って味噌鍋で楽しもうと思っている。

楽しみ!

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ヒヤヒヤな刈り草燃やし

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ハウス用の整地を進めるつもりだったが、先日刈った草を週末前に片付けたいと思い、午前中かけて燃やした。

半年近く草刈りを怠っていた場所だったので、草のかさが結構あった。

まずは熊手で畑の真ん中に草を寄せる。

寄せた後は、そこから離れたところに火種を作る。

火種のところに、フォークでひとかたまりずつ草を投入していく。

この手間のかかるやり方を取ったのは、今日は風が強かったから。

風が強ければやめればよいのだが、明日は王国の日で、金曜日に持ち越すのも嫌だな、という思いがあったから。

火事を起こすのは絶対に嫌なので、ポリタンクに水を入れて、いつでも初期消火できるよう準備した。

それでも、結構な火が上がり、火が地面を這っていきそうになるのでフォークで触ってその都度消していった。

燃やしているうちに、灰がだんだんたまってきて、いい草木灰を作れた。

農作物を販売して生活しているわけではないのだけど、素敵な暮らしを自分でも実現したいな、などと考えながら作業したのであった。

 

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“答えのない世界を生きる”

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君津のホームセンターから連絡があったので、早速ハウス資材を取りに行ってきた。ちょうど3年前に建てたことが、facebookを見ていたらわかって複雑な気持ち。なんでもfacebookが教えてくれてしまう…

 がっしり縛ってもらって、無事帰還。

明日はまず整地かな。

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答えのない世界を生きる

答えのない世界を生きる

 

自分の感覚が揺さぶられるような衝撃を受けた。

日本を出てアルジェリアで働いた後、パリの大学で学び、現在はパリで大学の教師をしている著者の人生と考えをなぞりながら、自分自身が問われる本だった。

 

著者は、被支配者であったアルジェリアに共感しながら、支配者であったフランスに暮らし、さらに自分の日本人性という異質をどのように見つめるかについて述べている。

 

著者の師であったモスコヴィッシは、「深い変化をもたらし、長く持続する真の影響は少数派のみが起こす。世界を変革するのは少数者だ」という少数派影響理論を唱える。

 

著者は、「異なる価値観の衝突から新しい価値が生まれる」と考え、母国である日本社会と生活地であるフランス社会のどちらに与するのでもなく、「どちらの社会に対しても、異邦人として生きればよい」とする。

 

また、学ぶということは、「答えを知ることではなく、問いを見つけること」だという。

 

私は、小さい範囲ではあるが、鴨川のこの地に生まれ育ったわけでもなく、地元企業に勤めているわけでもない、日本社会に暮らしているけれでも、異邦人だともいえる。

よそ者、と言われるといまでも傷ついてしまうけど、別にそれは事実だし、評価に過ぎない。

 

何が正しいか、なんてどんどん移り変わってきているし、「いま、何をするべきか、何を考えるべきか」という問いをこそ問うべきであるのだ、と改めて思わされた一冊だった。

 

 

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ワイヤーメッシュを張ってます。

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月曜日は王国の日。

週2回の出勤が、1週間のいいリズムになっている。

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小麦が元気に育っている。 

朝日に映えて、美しい。

藤本家の前にタネをまいてあるので、行くたびに見られる。今後の生長が楽しみ。

 

今日は王国農園第2農場に、ワイヤーメッシュを張った。イノシシ除けが中心だが、最近はキョンや鹿が近くまで現れ始めているので、ワイヤーメッシュを張った上に、電柵用の支柱を縛る予定。

 

この農場は、2005年くらいから使い始めているのだが、最初はほとんど動物の被害はなかった。ところが、今では少し油断するとイノシシや猿が出没し、畑をぐちゃぐちゃにしてしまう。

 

電柵を張って防護を図ったが、思うような効果があげられなかったので、ここ何年かはワイヤーメッシュが一番役に立っている。無骨な姿なので、一瞬ギョッとするが、これもやむを得ないのかな。 

 

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少しわかりづらいが、朝はあれだけ晴れていたのに、とても寒かったからか、午前中の終わり頃に雪が舞っていた。

午後からは伐採。

1本伐るごとに経験値が上がっている気がする。

でも、事故と隣り合わせなので、気を抜いてはいけないな。

 

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草刈りと祭典と

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午前中は草刈り初め。

実は、年内に終わらなかったので、今頃やり始めているもの。だらだらと伸ばしてしまい、片付けに手間がかかりそう。 

1.5時間ほどで予定していた面積の草刈りを終える。

来週は、これを集めて燃やそう。

その後にはジャガイモでも植えようかな。 

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梅の花が咲いていた。

この梅は、植えてから10年以上経つと思う。

まだ、実はならさないのだけど。

実がたくさんなったら梅干し作りワークショップができるかな。

 

午後からは地元の佐野八幡神社祈年祭

五穀豊穣をお祈りする祭りだ。

組長や区長になると、玉串奉奠も行う。

私も、組長だったときはやったが、今は無役なので総代に合わせて一緒に行うのみ。

祝詞も、毎回聞くので結構面白い。

 

その後の直会では、最近の出来事について色々と話をする。 それぞれの物の見方を知れるので、いい機会になっている。

鴨川市にも地域おこし協力隊がきてくれているのだけど、それをもっと盛り上げていこうという提案をした。

で、その提案をもっと詳しく書いて市に持っていこう!

という話になった。

そう、なんでもやるのだ。

行政が動くのを待っているのではなく、魅力ある地域は自分たちで維持していくということ。

だから、おもしろいのだ!

 

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