田んぼの片づけ終了!

王国田んぼの一番下から山小屋をのぞむ。

昨日代表が脱穀を終わらせた田んぼのわらをかたづける。今回は、わらは来年の稲刈りに必要な分のみをよけておき、あとは全て燃やしてしまっている。しかし、このところの雨で昨日脱穀した田んぼのわらは濡れていてうまく燃えなかった。そこで、これを畑の隅にまとめることにするようだ。代表と2人で地道に運んだあとは、王国田んぼ全体に立ててあるはざかけ用の竹の片づけだ。まずは腕だけを集めて、その後に脚を縛ってあるひもを外し、脚を抜いてまとめる。それを、山小屋わきに運ぶのだ。この竹は、四年ほど前に切り出したもの。中には腐ってきているものもあるので、そろそろ更新の時期だ。

昼前に、無事片づけ終了!今年は、いつもより田んぼの片づけを終えられて、なんだか気分もすっきりした。

稲刈りを終えると、秋になりあっという間に冬がくる。冬は冬でやることはたくさんあるので楽しみだ。

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2018 自然王国稲刈り、終了!

朝の打ち合わせを終えてから、もち米の稲刈りへ。2枚ある田んぼのうち一枚は、先週の土曜日に手刈りで刈り終えた。その時取り掛かることもできたのだけど、スタッフでやることにしたのだった。その稲刈りが、この日というわけだ。バインダーで入れないところだけ、鎌で刈って、あとは全てバインダーで刈る。手刈りした稲を束ねている時、今年の稲刈りもこれで終わりだな、なんかあっという間だったな、という思いがよぎる。

バインダーで刈ると、1時間強で刈り終えてしまう。これを全て稲刈り手刈り体験でやるとしたら大人7人で1時間くらいか。機械のありがたさを感じる。もちろん、みんなでやる手刈りの面白さには叶わないんだけど、時間のない中二人で簡単に終えられることはありがたい。

無事刈り終えた稲の姿は美しくて、やはり充実感がある。もち米はうるち米より長く干すので、脱穀は9月末くらいになるだろう。

午後からは玉ねぎの種まき。秋野菜の準備が始まっている。私の頭の中でも、秋から冬にかけて何をやろうかでだんだんと頭がいっぱいになってきている。ガンガンやってゆこう。

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王国田んぼの脱穀、ほぼ終了!

今日の自然王国での作業は、月曜日から予定していた稲の脱穀作業だ。雨が降ったりやんだりの日々が続いていたので心配だったが、やれそうだったので、勇んで作業を開始した。

代表とYaeさんと、最近手伝ってくれている岩田さんと4人で開始。

干してある稲の束を取って、コンバインの脱穀機に入れていく作業。私は稲束を機械に入れる役割を担った。この作業は、集中力を失うと手が機械に巻き込まれてしまいかねない、とても危ない作業だ。いろんなことで気をとられてしまうと手元がおろそかになるので、かなり緊張感を持って作業する。

稲束が大きすぎるとうまく脱穀できないので、機械の後ろに人を配置して、稲束をチェックする。4人とも作業は手慣れているので、どんどん進めていく。

途中で、コンバインを移動しなければならない場所があり、今回はそこを撮影してみた。棚田にはこういう危険がつきものだ。運転はうまくなるけど、危なくていつも緊張する。

まだ稲刈りをしていない一枚の田んぼを残して、全部脱穀が終了した!例年より少し収量は少ないが、粒の大きなコメが取れたと思う。

脱穀後にわらを燃やす作業もあったのだけど、私はその時点で上がらせてもらって帰宅する。

帰ったらすぐに千葉市から来た6年男子7名の受け入れだ。

3泊4日の体験の3日目に農家民泊に来ているのだが、疲れも見せず大はしゃぎ。バーベキューも、余すこともなく完食したようだ。

消灯時間の10時まで大騒ぎしているので、果たして寝るかどうか心配していたが、すぐに寝息を立て始めた。先生がいずに子どもたちだけで泊まるのは本当に楽しいだろうな。

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自然王国サポーター稲刈りイベント終了!

今日は私の勤務場所である自然王国で稲刈りイベント。

5月の田植えから、2回の手取り除草を経て、ようやくこの日を迎えた。

30人近くの人が参加してくれた。田植え以来2回目の人、長野県から家族で参加してくれた人、一年半ぶりに来てくれた人。

参加者の人たちと、いろいろ話しながら作業できるのは楽しかった。

あと、手刈りは何より静かでいい。

コンバイン作業はうるさくて、耳に堪えるけど、手刈りはうるさい音は全くしないし、共に作業をしている人がいる安心感は結構なものだ。

昔ながらのやり方で稲を干す。

このやり方が稲の美味しさを引き出すと言われているのだ。

大変だけど、みんなでやればなんとかなる。

喜んでこの場所に来てくれる人たちと、いろいろおもしろいことをやっていければと思う。

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田植えは楽しい!

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何をいまさら、という感があるが、今日は王国でさし苗の日。さし苗、というのは一度植えた後に、欠株しているところに補植する作業をさす。朝から田んぼに入って、作業を進める。作業していると、田植えって楽しいと思う。というのも、イベントの際は植え方を説明するくらいで自分で植えることはほとんどないし、自分の田んぼは機械で植えるので、手植えすることはほとんどないのが実情。

しかし、改めて手でやってみると、苗を植える感覚というのは独特なものだ。柔らかい土にリズムよくさしていくと、なんか気分まで高揚してくる。手で植えているから、この苗が育っていく先も描く余裕もある。

私たちが差し苗をしている間に、代表はトラクターで代かき。この作業も、本当に美しいのだ。代かきがされた後の田んぼには、静寂が訪れる。泥をかき回しているので、水は茶色く濁っているのだけれど、代かき直後にしか見られない不思議な情景になるのだ。その美しさは、田仕事に携わるものしか見ることのできないもの。

生きる感覚を感じたいために、農作業に取り組んでいるのかもしれない。

 

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王国、田植え始まる!

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王国田植えが始まった。

30人以上の人が集まって、一斉に田植えだ。

この日を迎えると、やはり高揚感を抑えられない。

この日のために、この間ずっと準備してきたのだから。

 

初めて田植えした方が、「気持ちいいですね。無心でやってます。」と言っていて、自分にとって新鮮な感動だった。

いつの間にか、田植えが毎年くる当たり前の仕事のような感じになっていて、田植えが気持ちいい、という感覚は少なくなっていた。

 

もちろん、仕事でやる田植えも感動はあるけれど、やっとここまできた、という感覚の方が強い。

 

田植え体験と仕事での田植えと両方やれることが、実は幸せなのかもしれない。

 

4時前には、予定された範囲を無事終了し、宴会へ。

今年の田植えには近くの平群地区から祭囃子のグループが演奏に来てくれて、大盛り上がり!

 

昔王国で研修していた熊ちゃんが久々に王国に来てくれて、いろんな話をした。彼の歩みを聞いていると、私にはできないいろいろな体験をしている彼を尊敬している。自分なりに人生を切り開いて行く姿をみていられるのが嬉しい。

 

さあ、明日からは我が家の田植えが始まる。

明日からの三日間で田植えを終える予定。

 

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畔切りと杉伐倒。

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朝は少し曇っていたが、だんだん晴れてきた。

今日はとても暖かかった。

 

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午前中は、田の畔切り。 

昨年に作った畔をスコップで切って、

水を溜めてからトラクターで耕して、新しい畔を作るための作業。

一直線に切れていて、美しい。

農業は芸術だ、という言葉を思い出す瞬間。

 

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昼からは、杉の伐倒作業。

山小屋から見ると、このように杉が一本立っている。ずっと昔からあるものだ。田の日陰にもなるので、前から気になっていて、今日いよいよ伐ることになった。

 

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10メートルくらいあるだろうか。

近くで見ると、思ったより大きい。

炭焼き組合できるのは太くても30センチくらいの広葉樹だ。今回は杉で、直径50センチ近くあったのではと思う。

 

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土手に生えているので、足場が不安定だった。受け口を浅く作りすぎて、ちょっと伐倒に手間取ってしまったけど、クサビを使って、無事に倒せた。

 

太い木を倒すことで、自分のやり方を見直すことができる。

使い道が、今は薪としてしか使っていないのだが、自然王国にはまだ杉があるので、少しずつ有効利用を考えたい。 

 

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 視界がスッキリしました!

 

 

 

 

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満開の桜と日々と。

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私が勤める鴨川自然王国の山小屋前の桜。

花見イベントを1週間以上すぎてようやく満開に。

昨日、雨が降る前に撮影したもの。

今年も、きれいに咲いてくれた。

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この桜は、王国入口を曲がって田んぼ沿いの細い坂道を登りきったところに植えてある。

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作業中に、桜を見上げて撮影。

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田んぼのくろぬりを進めている。

田んぼの作業を始めるようになって、もうすぐ10年くらい。自分でもやっているけど、こちらは今年でようやく5年目。

あぜきわの土手みたいなものを作る作業がくろぬり。

実は、作業がいくつかの工程に別れているのだ。

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備中鍬で田の内側にある土を寄せる。

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ひっぱってきて。

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のせて。

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あげる。

 

この作業をあぜの端まで繰り返し、1日くらいおいて、田の中に入って先ほどのくろ塗り作業に入る。

 

田んぼの作業は、どうしても田植えと稲刈りが中心で、多い場合は草取りや脱穀作業を一緒にやったりすることがある。

だから、このくろぬり作業はなかなか体験に取り入れることが難しい。くろぬりができるようになると、田んぼの形がだいぶできてくるので、派手ではないが、嬉しい感覚を味わえる瞬間である。

 

今日は、家で作業する日。

昼から雨が強くなるということなので、早朝から作業して、なんとか目標を達成。

で、今家でこれを書いている。外を見ると、だんだん雨が激しくなってきた。

種もみがようやく届いたので、稲の育苗も始めていかねばならない。緊張しつつも、充実した期間が始まるのだ。

 

 

 

 

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コンバインははまらず、されど?

木曜日は王国の日。

王国では昨日までに脱穀を全て終えてしまったので、今日からいよいよ集落内に借りている田んぼの稲刈り!
こちらはコンバインで行う。
2,3人で行うのでどうしても機械が必要になる。
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王国内と同じように、ぬかるんでいる場所もあるので、そこは手刈りにして、コンバインを誘導する。
午前中いっぱい作業をして、無事コンバインをはめることなく作業終了となった。
王国ではその後も稲刈りを続けたのだが、私は昼から農家民泊の受け入れがあるので、午前中で王国を退勤。
少し休んで、民泊の準備の前に秋の田うないをやっておこうと営農組合の倉庫からトラクターを借り出す。
一枚くらいならうなえるだろう、と軽い気持ちで田んぼへ入る。
ズブズブ…
うん、おや?
なんか、沈んでないか?
いや、いけるかな?
一度端まで行き、戻り、
体制を整えて再度突入!
うむ?
ダメだ。
はまった。
大きなタイヤが空回りし始めた。
参ったなあ。
なんとか抜けないと。
隣のおじさんに声をかけて、
脱出を手伝ってもらった。
板を挟んで、丸太を入れて。
それでもダメで、トラクターで引っ張って。
すると引っ張ったトラクターも滑り始めて。
万事休す。
二進も三進もいかず、
とうとう機械屋さんを頼む。
でかいユニックがやってきて、すごい力でトラクターを引き上げた。
高い授業料になってしまったな。
でも、トラクターが壊れたわけでもないし、怪我をしたわけでもないので、
まあよしとしよう。
田に入った時、うん?おかしいな?
と感じたにもかかわらず、
雨が降る前にやってしまいたい、
少しでも進めたい、という焦りが今日の結果となった。
後悔先に立たずとは、この事だ。
記念に写真を撮っておけばよかったが、写真を撮る余裕がなかった。
うん、授業料は痛いや囧rz
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王国田んぼ、稲刈り終了!

連休3日目は、Yaeファンクラブの稲刈り。

それほど広い面積ではないのだが、参加者と共に行う作業なので、受け入れ方、作業の伝え方を再考して臨む。
でも実は、このグループの稲刈りは、場所を変えて今年で11年目。
初めての参加者の方が少ないくらいで、作業開始からどんどん稲刈りが進んで行った。
今回の稲刈りはどこも水びたしになっていて、条件があまりよくなかったのだが、冗談も飛び交いながら作業。
まとまった休憩も取らず、開始から2時間で作業終了!
これで、王国内の田んぼの稲刈りは全て終了した!
やった!
みなさんのおかけです!
ビックリマークが4回続いたわけは、稲刈りぎ終わってひとまずホッとしたという気持ちを表している。
その後はみんなでBBQ!
といっても毎度のように私はひたすら焼き方。
このままいくと、BBQの達人になってしまいそうな勢い。
みなさん楽しそうで、良かった。
作業も進むし、達成感もあるし、食事もうまいし、
これ以上何を望むことがあろうか。
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