人とのつながりのあたたかさ

先週から、鶏たちが産卵し始めた。初卵と呼ばれる、小さな卵だ。13羽いるうちの何羽かが産み始めており、1日6個くらいとれる。

昨日から、学生時代の友人家族が遊びに来てくれていた。子どもたちが小さなころから来てくれていて、友人の子どもは中学生になった。中学生になっても、「たけひろおじさん」と呼んでくれる優しい子だ。

朝から、鶏たちの遊び場作りを行った。ワイヤーメッシュを張って、その周りにネットを張っていった。こどもたちも全員やる気で、手分けして作業した。

そして、いよいよ開放!鶏小屋から出てきた。最初はおぼつかなかったけど、一羽が飛び出るとわらわらと出てくる。

みんなで手分けしてやったので、感慨もひとしお。やはり狭い中でずっといるより、外で遊べるほうがいいのかもしれない。

普段は離れて暮らしているのだけど、会えば話は尽きない。子育てのこと、それぞれの生活、仕事のこと、将来のことなど。友が来て、楽しかった、と言ってくれる場所が作れていることが本当にありがたく思う。日々の暮らしを大切にしていこう。

以前のブログを読む

ながい一日。

ミャンマーの人々の民泊も三日目。朝ごはんを食べて、動物のえさやりをして、お別れ会へ。わずかな時間しか一緒にいれなかったのだけど、別れの時はなんだか寂しくなってしまう。いつかそちらに行きたいよ、と思いを告げる。計画をどう立てるか、だけなんだけど。

午後からは営農組合の掃除。このシーズンお世話になったので、最後の掃除をしっかりと行う。コンバインのキャタピラにこびりついた泥を落とすのが大変。ただの泥ではなく、稲わらと混ざっているのでとても固いのだ。

夜は、大山千枚田で開かれている棚田の夜祭りへ。昨日は付き添いで、今日は消防団の警備で訪れた。昨日より、少し寒く感じた。

フィナーレの花火。長女が撮影したもの。

昨日は早めに帰ってきたので、花火は家から見たのだけど、やはり現場で見るのは迫力が違う。里舞という創作バレエをステージで踊らせてもらった娘たちも、歓声をあげていた。長女はすでに、目で見るよりいかに上手く写真を撮るかに目が向いているのはご愛嬌。

 

以前のブログを読む

棚田の夜祭りに参加した。

昨日から、大山千枚田で棚田の夜祭りが始まった。三日間の日程で行われる。今朝ふと思い立って、ミャンマーからの人々と見に行こうかと思いついた。

午後に、彼らのアクティビティが終わって、お迎えに行くときに、棚田倶楽部に電話すると、点火のボランティアに来ませんか?とお声かけしてもらった。

あ、そうか。そうすれば、イベントに参加できるし、ただ見に行くだけよりおもしろいかも?と思い民泊者に話してみると、乗り気だった。

そこで、午前中行ったばかりの千枚田にまたトンボ帰り。

準備万端!

仕事は、棚田に並べられたバイオディーゼルのたいまつにガスバーナーで火をつけること。

彼は大学で医学を修めたあとに、映像監督に転身した人。優秀だし、話していて話題も豊富だ。

30人以上の人が点火に関わった。

田の下から棚田倶楽部を見ることはあまりないので、新鮮な感じだ。

では、これから時間差で撮影した棚田の様子を。

火をつけ始めてからわずか1時間半弱で、姿を全く変えてしまう。ひょんなことからやることになったボランティアだったけど、やってみて思ったことは、私は、イベントには見に行くより作る側になる方がやはり好きなんだなということ。ミャンマーの人々もすごく楽しかったみたいだし、たくさんの写真と映像を撮っていた。明日は、彼らともお別れ。密度の濃い時間だった。

以前のブログを読む

ミャンマーからの宿泊

今日から二泊三日でミャンマーから男性5人が宿泊する。ここ何年か、秋から春にかけてjenesysという国際交流プログラムの一環としての外国人宿泊を受け入れているのだ。1週間ほどの日本滞在のうち、二泊三日を農家民泊で過ごしてもらっている。彼らは今日まで、各所を視察したり、観光したりしてきている。月曜日は機内泊で、火曜から日本に来て、今日で4日目。

ニコニコして、とてもフレンドリーなひとたちだ。今回は映像制作関係者なので、写真家だったり、シナリオライター、映像監督やCM撮影などを仕事にする人たちだった。まずは家の案内をして、少しだけなっている柿を収穫。

それから、チーズを連れて散歩に。散歩には、学校から帰ってきたばかりの次女も一緒に行った。散歩の時間はいろいろゆっくり話せるのが好きだ。また、風景を見て、その感想を聞くのも好き。

歩きながら、どこで映像作りを勉強したの?と聞くと、ミャンマーには専門の大学などがないため、独学したとのことだった。アメリカなどのエージェンシーと話をしながら作品を作っていくらしい。何気なくそう話す彼らはとても素晴らしいと思った。学校に行かなくても、学ぶ目的と方法がわかっていれば、形にすることができるのだなと改めて思う。

帰宅してからは、餃子作り。

家でも料理する人、全くやったことのない人がいておもしろかった。いざ、食事!となったらみんな黙々と食事している。疲れたのかな?と思って聞いてみると、ミャンマーでは伝統的に食事中は話をせず、食後に話すとのこと。その話の通り、食後はミャンマーにいかに日本のアニメやドラマ、食が入ってきているかにについて熱く語ってくれた。噂には聞いたことがあったが、今でも”おしん”が大人気らしい。

8時前に歓談を終えて、リラックしてねというと、なんと9時頃には電気を消して寝てしまった。慣れない国に来て4日目、疲れもたまっているのだろうな。実質あと1日、ゆったり過ごしてほしい。

以前のブログを読む

朋、遠方より来る

王国の収穫祭に合わせて、金曜日に高知から、土曜日は大阪と東京から古い友人が来てくれた。学生時代に、一緒に韓国などでワークキャンプをやった仲間たちだ。

大阪からの2人は、アカリトバリというユニットを組んで演奏していて、今回収穫祭のパフォーマーとして来てくれた。

今年の7月の帰省の際、偶然彼らのライブを聴きに行くことになって、その時の演奏がすごく心に響いて、ぜひ王国の収穫祭で歌っでもらいたい、鴨川の人々にも聞いてもらいたい、と思った。

そして、念願叶って、彼らを呼ぶことができたのだった。当日は天気もよくて、彼らの声が王国に響きわたった。来てくれて、本当に嬉しかった。

昨夜は、高知と東京の友人家族も一緒に我が家で餃子鍋パーティー。まるで学生時代の再現のようだった。ても、もちらん単なる再現ではない。それぞれ人生を歩んで、経験を積み重ねた上での再現だ。そして、ここからまた新しいもの、感情が生まれていくのだと思う。こんな場を、これからもつくっていきたいと強く思った。

以前のブログを読む

自然王国もお米の発送〜農家民泊視察。

自然王国では、王国サポーターの皆さんにお届けするお米の発送作業を行なった。王国サポーターとは、簡単に言えば、一口1万円で、一緒に王国で農作業をしたり、共に時間を過ごしましょうという制度だ。参加一口につき、お米5キロ、うどん1束、それに味噌が1キロついてくる。田んぼ作業は、田植え、草取り2回、稲刈りと4回あって、1回参加するごとにお米1キロ追加!とポイントが用意されている。

サポーター名簿には参加状況が記録されているので、それを元に発送量を計算し、送り状を印刷し、実際に詰めていく。お米の箱には、年2回発送の王国レターを同封した。今回から趣向を変えたので、読んでもらうのが楽しみだ。

帰宅してからは、東京にある、ふるさと回帰支援センターhttps://www.furusatokaiki.net/からの視察と宿泊の受け入れを行う。以前はよくセンターとの関わりを持っていたのだが、最近すっかりご無沙汰してしまっている。今回新しく千葉県の移住情報を紹介する担当となった女性が泊まりに来てくれた。なんでも、最近は定年世代だけではなく、子育て世代が真剣に移住先を探しているとのことだ。私たちもいろんな活動をしているけど、まだまだ情報が届いていないのかもしれない。

情報発信という点からは、このブログを続けている意図の一つである、日常の何気ない暮らしを伝えていけたら、という思いがある。まだまだ書いていて迷いもあるのが本当のところだが、このブログが少しでも何かのきっかけにならないかと思って続けているのだった。

以前のブログを読む

にら植えかえ〜稲刈りへ

昨夜から、明日は8時半からにらの植えかえをやろう!と子どもたちに呼びかけていた。しかし、朝起きると、小雨が。やめる?と聞くと、やれるじゃん!というので3人でやり始めた。今、にらファイトで売り出し中なのだが、にらはスーパーで買ったものを使っている。庭に生えているにらを掘り上げて、畑に植え替え、来年以降に収穫しようという目論見。雨が結構降ってきたので、中断せざるを得なかったが、試してみたかった作業を子どもたちとやれてよかった。

10時過ぎには千葉大学の学生のお迎え。5月から8月を除いて毎月鴨川に通ってきている。実習のうち1日は田んぼ作業をしてきて、今日は稲刈りだ。

雨が心配だったので、早昼にして休みもとらずにスタート!天に私たちの気合が伝わったか、雨は強まらずに、3時間弱で無事刈り終えた!

このお米は、再来月に木更津のイベントで販売する予定だ。夜は鍋を作ってあれこれ話す。学生たちが楽しそうに話しているのを聞いていると、自分の学生時代を思い出して微笑ましくも、彼らとの活動で何が生み出されるのか、本当に楽しみだ。

以前のブログを読む

にぎやかな農家民泊

午後から、千葉市の小学六年生の女子3人が農家民泊に来てくれた。少人数で来ると、一人ひとりといろいろ話ができるので、大人数とはまた違った面白みがある。家を案内したあとはみんなで畑作業。残っていたブロッコリーの苗を、昨日作ったハウス内の畝に植えてもらう。6年生なので、ちゃんと伝えるとその通りやれるので、ブロッコリーも畑に植えられて嬉しそうだ。

子どもたちで握った新米のおにぎり。家でご飯を作る子もいたので、なかなかおいしそうににぎれている。

雨が降っていたので、外でバーベキューができるか心配だったが、ちょうど夕方には上がったのでみんなで火おこし。釜沼木炭生産組合の炭が燃え上がる。

夕飯を食べ始めた頃はちょうど夕焼け。みんな楽しくご飯を食べれたみたい。明日の朝には帰ってしまうんだけど、朝食後に動物の餌やりに誘ってみよう。

以前のブログを読む

王国田んぼの脱穀、ほぼ終了!

今日の自然王国での作業は、月曜日から予定していた稲の脱穀作業だ。雨が降ったりやんだりの日々が続いていたので心配だったが、やれそうだったので、勇んで作業を開始した。

代表とYaeさんと、最近手伝ってくれている岩田さんと4人で開始。

干してある稲の束を取って、コンバインの脱穀機に入れていく作業。私は稲束を機械に入れる役割を担った。この作業は、集中力を失うと手が機械に巻き込まれてしまいかねない、とても危ない作業だ。いろんなことで気をとられてしまうと手元がおろそかになるので、かなり緊張感を持って作業する。

稲束が大きすぎるとうまく脱穀できないので、機械の後ろに人を配置して、稲束をチェックする。4人とも作業は手慣れているので、どんどん進めていく。

途中で、コンバインを移動しなければならない場所があり、今回はそこを撮影してみた。棚田にはこういう危険がつきものだ。運転はうまくなるけど、危なくていつも緊張する。

まだ稲刈りをしていない一枚の田んぼを残して、全部脱穀が終了した!例年より少し収量は少ないが、粒の大きなコメが取れたと思う。

脱穀後にわらを燃やす作業もあったのだけど、私はその時点で上がらせてもらって帰宅する。

帰ったらすぐに千葉市から来た6年男子7名の受け入れだ。

3泊4日の体験の3日目に農家民泊に来ているのだが、疲れも見せず大はしゃぎ。バーベキューも、余すこともなく完食したようだ。

消灯時間の10時まで大騒ぎしているので、果たして寝るかどうか心配していたが、すぐに寝息を立て始めた。先生がいずに子どもたちだけで泊まるのは本当に楽しいだろうな。

以前のブログを読む

め、目まぐるしい。

朝方頃、天気予報にはなかった雨が降ってきた。しかも、結構激しく。

雨合羽を着て動物の餌やりをする。当たり前だが、雨でも餌やりはしなければならない。

王国では、野菜出荷作業をした後、イベントの反省会を行い、あげせんのシール貼り。今日はたくさん手伝ってくれる人がいたので、140個余りのあげせんの表裏にシールを貼ることができた。

午前中で王国を上がり、昼食後少し休んで営農組合でもみすり作業のオペレーション。ありがたいことに、私に頼んでくれる人がいるのだ。もみすりは機械の運転も気が抜けないし、きちんともみを外すためにはそれなりの集中力が必要になる。こちらも、無事終了。

夕方は、台湾から女子中学生9人の受け入れ。彼女たちは今日来日して、そのまま鴨川に来て、宿泊だけして朝すぐに出発してしまう。そこで、6時過ぎから動物の餌やりやらない?と提案してみた。ちゃんと起きれるかな?中学生でもちゃんと英語を話していて、すごいと思った。私ももっと勉強したい。

夜は学習指導を里山オフィスで行った。いつもは家でやっているのだけど、今日は民泊の参加者が多かったので、オフィスでやらせてもらったのだ。ひさしぶりにオフィスにいると、やっぱり落ち着く。

シェアしているメンバーも、それほどうまく使えているわけではないのだけど、なんとかうまいやり方を見つけていければと思う。

朝から晩まで、雨は降ったりやんだりだし、やることもたくさんあって、目まぐるしい1日であった。

早稲田大学の天野太一君にとってもらった、酔っ払った私の写真を最後につけておこう。

ナルシシスト…

以前のブログを読む